まずは自転車の紹介です。
- メーカ: Cannondale
- タイプ: MTB フロントサスペンションあり
- サイズ: 26インチ
- 製造年: 2008頃~2009年頃
- フレーム: アルミ CAAD2
- ブレーキ: 前後ともVブレーキ
- 変速機: あり(フロント:3枚、リア: 9枚)
- 重量: わからないのですが、数少ない情報から推測するに、13kg程度ではないかと。
- サドル: めいいっぱい下げました。
- ブレーキシュー: リアだけTIOGAのトライアル用ブレーキシューに交換。利きは良くなったが音が凄い煩い。たまにリムごと洗剤で洗わないと直ぐに利かなくなってくる。
- リム: マシン加工が入っています(細かい筋が円周状に入っている)。サンディングしないとブレーキが利かないそうですが、専用車買ったら街乗りにしたいので手を入れないことにしています。
- タイヤ: スリックタイヤ。もともと街乗り用にタイヤを交換しています。
- ギア比: 1.1程度になるようにギアを選んでいます。
ますはスタンディングの練習です。ネットで見つけた練習方法に従って、壁にフロントタイヤを当てた状態で倒れないようにする練習をしました。これは比較的早く立っていられるようになりました(壁があるので当たり前ですね)。
数日後、今度は体重移動してタイヤを壁から少し離し、直ぐにペダルを踏んでまたタイヤを壁に当てるという練習に移りました。
後ろに自転車を引いた時点で間髪入れずに足が着いてしまう。1度、右足を地面に着いてしまって、勢いよく回ってきたペダルで思い切り、右足の脛を打ちました。その時は痛いな、くらいであまり気にしていなかったのですが、帰ってから脛をみると、ペダルのギザギザが皮膚を縦に6か所削っており、すべての傷から血が垂れて、それが乾いていました。子供が一生懸命絆創膏を貼ってくれました。
そんな練習を数日繰り返し、離す、当てるを連続5回程度できるようになったところで、今度は壁を使わないようにしました。
壁を使わないと全く感覚が違います。5秒として立っていられない。大学時代に座ってではあっても1分程度立っていられる経験がなまじあるせいで、根拠のない自信が多少なりともあったのですが、現実を思い知らされました。
そんな状態で数日でくじけそうになりました。くじけそうになったら壁を使って「立っていられる喜び」を取り戻そうと気合を入れ直しました。
そうやって練習開始から1週間が経ちました。朝早起きして朝レン、夜は会社から早く帰ったら夜レンと、とにかく朝は毎日練習しました。
前後にゆらゆら動きながら何となく立っていられるようになってきました。ただ、すぐにバランスを崩しそうにはなります。あと、問題が。それは毎日、ブレーキを握る指に力が入りすぎて、ほぼすべての指の根元がズキズキと痛むようになっていました。右手に至っては親指の側面が痺れています。ネットで調べると、腱鞘炎だそうです。
とりあえず、もう少しできるようになりたいので夜の練習は抜きにして朝だけ毎日続け、練習開始から2週間が経ちました。
そこである転機が訪れます。それは、急に10分立てるようになったということです。なんとなくタイムトライアルでもしてみようかと思って時間を計ったら10分、倒れずに立っていらるようになっていました。更に、それ以上続けらえるのですが、足の裏が痛くなってギブアップしてしまいます。
ここまでできるようになって、手の腱鞘炎がいよいよ酷くなってきました。
右手は箸を持つのが困難になりました。靴ひもを結ぶのも言うことを聞かない。また、左手の小指は朝、起きた際に指を曲げた状態から伸ばすと引っかかって「ポキ」と音を立てて跳ねるように伸びるようになりました。ネットで調べると「ばね指」というそうです。炎症で指の筋が肥大化して、指の中の腱鞘という筒で引っかかるのでこのようなことになるそうです。数カ月安静にすれば自然治癒、酷くなったら手術だということでした。
折角スタンディングができるようになってきたところで数カ月も休んだらまた元に戻ってしまう、そう思うととても焦りました。
とはいっても、手術になったらそんなこと言っていられないので、1週間、練習を休むことにしました。
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